危険な食品添加物【保存料】編。体に悪い?安全性は?

今回は保存料についてまとめていきたいと思います。

保存料に関してどのようなイメージをお持ちですか?
このページを閲覧されている方は食の安全に興味がある方がほとんどでしょうから、

「体に悪いもの」

としてイメージされていると思います。

そのイメージで間違いではないです。
体への影響はあるのか?なぜ保存料が必要なのか?どういった種類があるのか?など、
解説を入れながら説明していきます。

目次

食品添加物【保存料】についておさらい

保存料がどういった目的で食品に添加されるのかを解説します。
まず、保存料についての定義は以下となります。

「保存料」とは
食品の腐敗・変色・味の変化を引き起こす原因となる微生物の増殖を抑え、保存性を高める食品添加物のこと。

食品が製造から消費者の口に運ばれるまでに、製造から小売店での商品陳列、購入されてからの自宅での保管というように、ある程度の時間がかかることとなる。その間に微生物が増殖し、保存性が落ちる事を防ぐ目的とされています。

食品=時間とともに痛むもの

その時間の流れに抗うために開発されたものですね。

保存料を用いない方法としては天日干しなどの「乾燥」がありますが、古来の人は凄いですね。

やはり現代の食文化として保存食品は便利であり、どこの家庭にもストックしています。
保存食品に限らず、あらゆる加工食品、お弁当にまで保存料が使用されているので、
当たり前のように人間の口に入っているものと考えて良いでしょう。

食中毒を防ぐ、保存性を高める

これをメリットとして捉えるのか、保存料を美化するための言葉なのかは、それぞれで捉え方が違ってきます。
それよりも私たちは保存料と向き合うためには保存料の安全性、または危険性について知っておくことが重要です。

食品添加物【保存料】の危険性

1番知りたいところから話しましょう。

保存料の危険性として指摘されているのは「発がん性」「染色体異常」「骨形成不全」などがあげられます。
しかし、そこに(調べた結果)エビデンスはなく、確実に危険とは言い切れません。

過去に安全性が不明瞭で使用禁止となったものや、人工化学化合物のためアレルギーの原因にもなりえることや、
種類によっては防カビ剤の役割もあることから使用に疑問を投げかけることが多いです。

あとは、使用される食品が限定されていたり、使用料が設定されていたりするため、
必要以上の摂取は人体に害があると捉えても間違いはないでしょう。

保存料の安全性について

保存料の安全性について触れてみよう。

保存料は使用できる食品、またその食品に対して使用できる最大量が設定されています。
つまり明確にどの食品に最大でもどれくらいの量までの保存料が使用されているのかは知ることができます。

つまり、ADI(1日摂取許容量)を超える可能性は低いから安全性が確保されているという意見。

賛否は分かれますが、保存料をなくして食中毒のリスクを取るか、保存料を許容して食中毒のリスクを減らすか、
どちらに重きを置くかで考え方が変わってきますね。

保存料の種類

主な種類について紹介します。

安息香酸・安息香酸ナトリウム
 酸性で効果が発揮される。カビ、酵母など、各種微生物の増殖を抑える。
清涼飲料水、シロップ、しょうゆ、キャビアなどに添加される。

ソルビン酸・ソルビン酸カリウム
 ソルビン酸は、代表的な保存料の一つで各国で使用されている。特徴として、水に溶けにくい性質があり、カリウム塩にして水溶性にしたものをソルビン酸カリウムという。
ソルビン酸は、強力ではないもののカビ、酵母類、好気性菌に一様に静菌効果を持つ。安息香酸と同様に酸性でより効果を発揮する。
チーズ、うに、魚肉ねり製品、食肉製品、かす漬けなどに添加される。

保存料についての考え方

保存料に関しては良いも悪いも判断するのはその人次第です。
食中毒の発生リスク予防としては最適かもしれませんが、果たしてそのようなものを体に入れていいものか?

摂取するのはできるだけ減らしましょう。

できるだけ減らすことから始めることで意識は変わると思います。

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この記事を書いた人

本業は医療技術系の業務。子供が生まれたのをきっかけに食の安全について考える事が多くなり、オーガニックへの興味を持つようになる。そして食の安全や体にとってやさしい生活が出来るような情報を発信すべく、「ゆったりオーガニックライフ」を開設。読者にとって有益な情報が発信できるよう日々記事を執筆中。

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