危険な食品添加物【防カビ剤】編!輸入果物に要注意!

防カビ剤の危険性に関しては知っている方も多いかもしれません。

いわゆるポストハーベスト(収穫後農薬散布)問題です。
輸入果物には気を付けて!って言われる理由がコレですね。

防カビ剤(防バイ剤ともいいます)は食品添加物に分類されておりますが、実は農薬なんです。

ポストハーベスト
収穫後に散布される農薬のこと。
収穫前に散布する農薬と違い、残留農薬として問題になる。

農薬が食品添加物に分類されている事実。

その恐怖の添加物である防カビ剤について解説していきます!

目次

防カビ剤とは?

防カビ剤は前述したとおり、農薬です。
では何故添加するのか?

食品を長く保存するためです。つまり保存料なのです。

主に輸入される果物や野菜に添加されており、カビの発生を防ぐ目的があります。
(オレンジやレモン、バナナなど)

長い長い船旅で食品が腐敗しないようにするためですね。
食品添加物に分類されており、使用する量は厳しく規制されています。

また、防カビ剤を使用した果物や野菜をばら売りする場合には、
商品ポップで防カビ剤を使用しているという表示が必要になります。

カクテルや紅茶に外国産のレモンを皮付きのまま入れたりしますよね。

つまり農薬が付いたものを飲み物にポチャン。ちょっと危険なイメージが沸きませんか?

防カビ剤の危険性とは?

防カビ剤=農薬にはあらゆる危険性が含まれています。

防カビ剤を使用する際は複数の防カビ剤をブレンドして使われています。
使用する量が規制されているとはいえ、それを確認するすべはありません。

主な防カビ剤の種類とその危険性について解説していきます。

防カビ剤「イマザリル」

危険度:★★★

使用最大量が低く設定されているイマザリル。
使用最大量が低値ということはそれだけ毒性が強いということ。

人体への影響として肝臓がん甲状腺腫瘍が認められています。

不純物による影響ともされていますが、詳細がわかっていない以上注意が必要です。

輸入品のレモン、(みかんを除く)かんきつ類、バナナに使用されています。
国産品には使用されていません。

防カビ剤「オルトフェニルフエノール(OPP)、オルトフェニルフエノールナトリウム」

危険度:★★★

元々は日本でも農薬として使用されていましたが、現在は使用されていません。
また、OPPを使用しているかんきつ類の輸入も禁止していたものの、アメ〇カの圧力によって食品添加物として許可されています。

使用中止、禁止したものを再度許可してしまう日本の弱さ。
禁止するくらいなので危険なのは言わずともわかることですね。

防カビ剤「チアベンタゾール」

危険度:★★★

遺伝子変異染色体異常腎尿細管変性などの作用を生じるとされています。
人間においての試験がないにもかかわらず問題ないとされているため、大変危険です。

前述のOPPと混ぜて使用される事が多いです。
レモンやバナナに限定されて使用されます。

防カビ剤の対策

前述の農薬以外にも複数存在します。
そのような危険な防カビ剤。

防ぐ方法はあるのでしょうか?

対策についていくつかご提案させていただきます。

輸入系の果物は買わない

そもそも論ですがー。

防カビ剤の危険を知った以上、そのような食品を買うのは避けるべきでしょう。
買わなければ摂取しないのですから。
だからといって国産品を選ぶにも注意が必要ですね。

国産品は防カビ剤はなくても農薬の問題はあります。
有機のものを選ぶか、残留農薬検査が徹底してあるものを選ぶかといったところでしょう。

塩で洗う

手のひらにスプーン1.5杯程度の塩を持ち、果物をこするように洗うと良いとされています。
表面についた防カビ剤を落とすことができ、最後に流水で流すことである程度の防カビ剤を除去できます。

果物・野菜用の洗剤で洗う

果物や野菜も洗える洗剤が売ってありますね。
殺菌効果もあるので効果バツグンです。

注意点としては必ず果物や野菜用の洗剤を選んでくださいね。

参考までに。

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重曹水につける

ボウルなどの容器にスプーン2杯ほどの重曹を入れ、野菜・果物をつけておきます。
1分ほどつけたら流水で洗い流してOKです。

防カビ剤まとめ

ここまで危険性や対策についてまとめてきました。

重要なので再度申しますと、防カビ剤は大変危険です。
危険な点を簡単に表しますと、

・防カビ剤は輸入系のレモン・バナナ、かんきつ類には間違いなく付着している
・防カビ剤は発がん性や奇形などへの影響が指摘されている
・防カビ剤はそもそも農薬である

ですから、出来るだけ摂取を避ける。そもそも買わない。
そこを意識するだけでも人体への摂取は防げます。

また、小さいお子さんがいる方はスーパーでも気をつけてくださいね。
レモンやオレンジなどついつい触りがち。その手でお菓子なんか食べたらー。

考えるだけでゾッとしますね。

また、果物の皮を使った商品があります。
無添加、無着色などとうたっていても、原材料は外国産の果物の皮だったりします。

やっぱり意識して生活するって大事かなって思います。

以上、今回は危険な食品添加物「防カビ剤」についてまとめてみました。

@annko_organics
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この記事を書いた人

本業は医療技術系の業務。子供が生まれたのをきっかけに食の安全について考える事が多くなり、オーガニックへの興味を持つようになる。そして食の安全や体にとってやさしい生活が出来るような情報を発信すべく、「ゆったりオーガニックライフ」を開設。読者にとって有益な情報が発信できるよう日々記事を執筆中。

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