無糖なのに甘い!そんな風に感じたことありませんか?
そんな時は成分表示を見て下さい。
人工甘味料が入ってることが多いです。
危険な添加物として紹介しますが、実際のところ有害だというエビデンスはありません。
逆を言えば、無害だと実証するすべもないのです。
人体への影響について研究され、論文で発表もされています。
その危険性について警笛を鳴らす声もやみません。
今回は、そんな人工甘味料についての話です。
人工甘味料は危険なのか?
まずは表題の件について述べましょう。
前述の通り、有害だという確実なエビデンスはありません。
しかし、少ないカロリーで砂糖の数百倍もの甘さを出すことが出来る魔法の添加物。
そう考えるとちょっと怖いと思いませんか?
筆者もこの事実を知るまでは当たり前のように摂取していました。
学生の頃は何も考えず、甘い炭酸ジュースを飲んでました。
危険だと考えられている理由
研究で人工甘味料を摂取しても血糖値の急な上昇はないとわかっています。しかし、人工甘味料入りのジュースを飲んだ人は糖尿病になるリスクが高いといった研究もあり、その危険性については日々研究、議論のなされているところです。
また、最近では甘味料を取りすぎる事で甘味に慣れてしまい、より甘いものを欲してしまうと言われていたり、
腸内の細菌に悪影響を及ぼし、腸内環境を崩してしまうことで代謝異常を引き起こすとも言われています。
腸内が荒れてしまうと肌荒れや便秘、酷くなると下痢や過敏性腸症候群を引き起こすことは周知の事実ですね。
良いも悪いもわからない中、積極的に摂取するにはリスクが高いですね…。
後の項目で人工甘味料の一例を載せているので参考にされて下さい。
では、人工甘味料についておさらいをかねてみていきましょう。
人工甘味料についてのおさらい
加工品や飲料品の成分表示を見てみると、カタカナの横文字でアスパルテーム、アセスルファムKといったカタカナが並んでいるのを見たことがあると思います。これらが人工甘味料となります。
人工甘味料とはその名の通り、人工的に作り出されたものです。
人工甘味料は体内に吸収される事が少ないので、実質ゼロカロリーとなります。
これが甘いのにゼロカロリーの正体ですね!
こういった安易な理由から、売り文句として血糖値に影響がないので糖尿病の人にもおすすめ!とされています。
血糖値が上がらないことが逆に食べ過ぎになるのでは?と思う節はありますが…。
カロリーゼロ、砂糖ゼロなどの飲料などには必ず人工甘味料が入っていますね。
また、人工甘味料は合成甘味料と糖アルコールの2つに分類されます。
それぞれおさらいしてみましょう。
合成甘味料
主なものとしてはスクラロース、アルテルファムK、アスパルテーム、サッカリンがありますね。
これらは自然には存在しないものです。
砂糖の数100倍もの甘さを引き出し、かつゼロカロリー。
魅力的ではあるけれども、人工的に作られたもの。
人体への影響については議論がなされているところです。
糖アルコール
ソルビトール、キシリトール、マルチトールなどが有名でしょうか。
合成甘味料との違いは、すべてが元々は自然界にある成分だということ。
それを人工的に作り出したものとなります。
特徴としては熱・酸・アルカリに強く、虫歯の原因となりにくい、消化吸収されにくいとされています。
危険な人工甘味料の一例
すべてを紹介しきれませんが、危険な人工甘味料の一部を紹介したいと思います。
・サッカリン、サッカリンナトリウム、サッカリンカルシウム
サッカリンはラット実験で発がん性(膀胱がん)が疑われ、一時は禁止された添加物です。
その後、発がん性は不純物によるものが原因であったとされ、使用が再開されています。
しかし、その危険性は不安が残ります。主にチューインガムに使用されています。
・アセスルファムカリウム(アセスルファムK)
飲料水、あんこ、アイスクリームなどあらゆる食品に使用されている。他の甘味料と併用される事もあり、
人体への影響は未知数。食品によっては摂取の制限がある場合もある。
・スクラロース
チューンガム、生菓子、飲料水などに使用。他の甘味料と併用される事もあり、その場合の人体への影響は未知数。
食品によって添加量が制限されている。
人工甘味料の危険性についてまとめ
前述の人工甘味料(合成甘味料、糖アルコール)にはそれぞれ1日辺りの摂取量制限や、副作用が報告されています。
副作用として、甲状腺への影響、うつ病、発がん性などがあげられます。
また、妊婦への影響も示唆されており、積極的には取るべきではないでしょう。
実際に発がん性がわかり、使用を中止された「チクロ」という合成甘味料も存在します。
当サイトの方向性としては「自分の考えを他人に強要しない」ですので、
人工甘味料について絶対に摂取しない方が良い!とまでは断定しません。
あとは個人の意識、考え方の問題になると思います。
今一度、人工甘味料について考えてみて下さいね。
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